若手歯科医の備忘録

大学で矯正を勉強中かつ実家で一般治療を勉強中の若手歯科医の備忘録のつもり

星の王子さまを読んで

 謎の機会があり、星のおうじさま読んだ。

 現代病(権力、名声、快楽、金、仕事、研究に取り憑かれている)のような大人のいる星を点々とし、最終的に地球に到着し、きつね(メンター)から、仲良くなること(誰かの特別になること)や、大切ものは目には見えないと教えられ、なんやかんや目的の為に蛇に噛まれて体を捨てることにし、それをぼく(主人公)に教えるというあらすじだった。

 大切なものは目に見えないというワードは度々聞くが、多分これが一番広めた作品ではないだろうか?この教訓は、最近になりよく分かるようになり、実質的な快楽は長持ちしないというか、それだけで満足感は得られないと思い、やはり、目に見えないことも大事に思える。勿論実質的な部分がないと生活出来ないので、そちらも必要であるが、そこに熱中するあまり、目に見えない大切なことを疎かにすることは、なんとなく悲しいことのように思える。

 これは顔貌であるが、目に見えない大切なことを大事に出来るような人生でありたい。