若手歯科医の備忘録

大学で矯正を勉強中かつ実家で一般治療を勉強中の若手歯科医の備忘録のつもり

外科に対する興味

 研修医の頃は、外科処置に恐怖心があり、可能であれば避けたいと考えていたが、最近は興味が大いに湧いてきた。軽い処置はできるようになり、他のことに目を向ける余裕が出てきたことと、①外科処置で患者のQOLを大きく向上させることのできる処置があること、また、②解剖学的形態などしっかりとした理論の裏打ちがあれば安全にできる処置であることがわかったことが原因であると考えられる。

 ①歯周基本治療後に残存したポケットに対するフラップや再生療法、義歯により咬合能力は激減することや、部分床義歯が残存歯を悪くする一方、インプラントの咀嚼能力や満足度が高いことなどから、メリットが大きく、その方法でしか改善できないことがある。

 ②血管や神経走行を理解していれば、事故を防げること。また、高齢化により有病者への治療が増えるため、それらに対処できるような知識を持つ必要がある。

以上のことから、これまで以上の勉学と、実践を行いたい。近所にできた、コーヒーの質だけで繁盛している喫茶店のように、クオリティの高い治療および接客で患者が増えるような経営をしていきたい。